眠っていたラズパイを起こしてZabbix入れたった その壱

このブログは、大国魂(ITブログ) Advent Calendar 2018 の11日目です。

経緯

監視ホストを仮想マシンで作りたくない、かと言って手頃なPCも周りにない…
さてどうしようかと思案していた時、同僚が自宅に眠らせていたラズパイを発掘してくれ、
これにZabbixを入れたろう!となりました。

構成

  • Raspberry Pi 2 Model B
  • MicroSDカード(16GB CLASS4)
  • USBフラッシュメモリ(8GB)←その辺にあった何かのノベルティw

OSのインストール

まずはMicroSDのフォーマットをします。
私の場合はSDメモリーカードフォーマッターを使用しました。

次にインストールするOSを含むデータを、MicroSDにコピーします。
今回はラズパイ公式のOSであるRaspbianを入れることにしました。
公式サイトからRaspbian単体でも入手できますが、
サードパーティOSも含んだインストーラーである「NOOBS」をMacにダウンロードしました。
(ただし1.78GBとそこそこデカイので多少時間がかかりました)
(ちなみに「NOOBS」は「New Out Of the Box Software」の略なのだとか)

ZIPを解凍して、中身をすべてMicroSDへコピーできたら準備完了です。
ラズパイ本体のMicroSDカードスロットへ挿入し、キーボード・マウス・モニターと接続したら電源ONします。

程なくNOOBSが起動するので、 Raspbian Full [RECOMMENDED] を選択して、
左上の Install をクリックします。

ちなみに LibreELEC というOSも選択可能となっていました。
NOOBSのバージョン(今回は3.0.0でした)によってRaspbian以外のOSは変わるようですね。
LibreELECは全く聞いたことなかったので、今度試しに入れてみたいと思います。

絶賛インストール中。

無事に成功しました。
(インストール途中で画面下部の [Language] から表示言語を日本語に変更しました。)
ちなみに私の場合は完了までおよそ50分程かかりました。
CLASS10のMicroSDであれば多少早くなるのでしょうか…(今回ケチってCLASS4規格の格安のMicroSDにした)。

初回ログイン・初期設定

再起動後、Desktopモードでログインします。
Welcome to Raspgerry Pi のダイアログが表示されているので、以下設定します。

国・言語・タイムゾーンを設定します。
デフォルトのユーザーであるpiのパスワードを変更します。
デフォルトパスワードは知れ渡っているためセキュリティ上必ず変更すべきでしょう。
(piユーザーはsudoグループに所属しているため放置は禁物)
ソフトウェアのアップデート実施を確認されるので、実施したい場合はNextをクリックします。
(今回このタイミングでのアップデートはSkipしました。)
コンソールを開いて、 lsb_release コマンドでRaspbianの情報を確認しました。
コードネームはStretchでした。(一つ前はJessie)
pi@raspberrypi:~ $ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description: Raspbian GNU/Linux 9.6 (stretch)
Release: 9.6
Codename: stretch

今回のまとめ

待ちの時間が多少あることを除くととても簡単で、いろいろ活用できそうなワクワク感がありました。
次回はZabbixサーバーをたてる準備に取り掛かります。

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